- ブログネタ:
- ■■■FUJI ROCK'06■■■ に参加中!

イヤー・オブ・ザ・モンキー
※amazonで詳細を見る
※HMVのHPで全曲試聴する
LIVEレポートが連発してましたが、またアルバムレビューに戻ります。
今回はFUJI ROCK'06に意外なキャスティングとして注目されるアメリカ代表のストリート出身のミュージシャンTommy Guerrero(トミー・ゲレロ)の2005年に出たEPを紹介。
JACK JOHNSONやDONOVAN FRANKENREITERと並ぶストリートのカリスマの彼。
昨年は日本国内初のサーフミュージック系FESであるGREENROOM FESTIVALのトリ。
※GREENROOM FESTIVALのオフィシャルHP
SUMMER SONICのビーチステージでもトリとして参戦してます。
そしていよいよ苗場の山の中で彼の音楽が聴ける事が出来るのです。

第二次スケートブームの80年代後半に伝説のスケートチーム“ボーンズ・ブリゲート”の一員として活躍した彼。
33歳でミュージシャン(ギターリスト/ベーシスト)へと完全転向した後は、盟友である映像/写真家トーマス・キャンベルのレーベルギャラクシアからの『Loose Grooves and Bastered』や、UKの先鋭的ダンスミュージックレーベルMo'Waxからの『A Little Bit Of Somethin’』でその人気を確立しました。
個人意外でもJet Black Crayoというユニットにも参加してるそうです。
興味深々ですわ。
本作は全6曲でオールインストアルバム。
激しくもなくユルすぎる事もなくほど良いテンションです。
○○っぽい音楽という表現がとても難しいです。
細部に行き届くセンスの高さがうかがえます。
ドラムとベースがポイントになってそこにギターのフレーズやオルガンなんかが被さって来ます。曲によってはカリンバやホーン、口笛なんかも使い、DUB効果まで使用します。
ファンキーなドラムのビートはHIP HOP好きにもアピール出来ると思いますし、生音を使ってる事でROCKとしてもアピールされます。
実際、本人が聴く音楽というのもかなり幅が広いようで、そういう所が音楽に反映されているんでしょうね。
プロスケーターって事なんでPUNKにHIP HOPにREGGAEにとカッコイイ音楽をたくさん聴いてきたんでしょう。なんとなく説得力のある音楽に思えます。
インストという事で取っ付きにくさはあるものの、音楽幅に自信のある方であれば十分楽しめる音楽です。
さらに、インストにも関わらず、彼の主張は反戦・反ブッシュを訴えてるのも興味深いところでもあります。
直でリスナーにアピールしてるのは曲名だけなのですが…
そのあたりにも注目してみて欲しいです。
小音で聴くと和み系MUSICに聴こえますが爆音で聴けば今っぽさ満点のDANCE MUSIC。
さあ、それをLIVEで聴いたらどうなるんでしょうか?
しかも野外で…
これはかなり楽しみなキャスティングですね。
熱いぜFUJI ROCK!
ランキング参加してます。
1日1回のワンクリックをお願いします♪