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Rage Against the Machine


ハードなロックが続いてる中このバンド。
Rage Against the Machine
今でもPRIDEのオープニングテーマとして年に数回テレビでも流れてますね。
「ゲリラレディオーーー!!!!」

泣く子も黙る革命軍団。
1992年の衝撃デビュー作『Rage Against the Machine』。

このアルバムは私が今まで聴いてきたCDの中で余裕のトップ5に入る劇作。

Zack de la Rocha(Vo)
Tom Morello(G)
Y.tim.K(Bass)
Brad Wilk(Drums)


Rage Against The Machine

この4人の奇跡的な出会いがROCK界にハリケーンを巻き起こしました。
実際、このバンドの音聴いてコブシを握り締めたぜ!なんて方も多いと思います。

Rage Against the Machine。通称レイジ。
このバンド名、単純に「機械に対しての怒り」という解釈もありますがアメリカではMachineは政党などの幹部組織という意味もあるらしく、そういう角度から見ると「社会へ対する怒り!」なのであります。

Zack de la Rocha(ザック・デ・ラ・ロチャ)、Tom Morello(トム・モレロ)が中心なようなイメージは強いかもしれませんがLIVE映像なんか見ると他2名のリズム隊のパフォーマンスやテクニックも半端無いです。
とにかくロック代表! カッコよい! それだけ。

基本的にはRAP、FUNKとPUNK、METALの融合的な内容ですがマシンガンのようなZackの高音シャウトRAPは他に例を見る事は出来ませんし、Tom Morelloのトリッキーなギターテクももはや変態。

このCDのジャケを店で見た時「モノクロでカッコいいジャケだなぁ。」なんて思って、家に帰りライナーノーツを読むと、なんとこの写真は人間が炎に包まれる実際の写真。
ベトナム戦争時に僧侶が焼身自殺する写真で、それを知った後改めて見てゾッとした記憶もあります。

それだけ、主義主張の詰まったこれまた精神姿勢先行のバンド。
アメリカ人でありながら自国批判に全力で取り込み爆裂音楽を通して物申すスタイルです。
RAPという歌唱方法は合ってると思いますね。
最も「批判」や「反抗」という内容を伝えるのにふさわしいのがHIP HOPでありPUNKであり、その辺りからも彼らの音楽性が形作られた要因の一つなのかもしれませんね。

9,11のテロ後、アメリカではイラク攻撃が近づく予感が漂う中、アメリカ政府はマスコミに情報操作を働きかけ「反戦を歌った曲」をメディアへの露出を規制したそうです。
例えばジョンレノンの「イマジン」とか。
なんとレイジの曲は全曲が対象となる程の政府に挑戦的な内容の歌詞。
ちなみに開戦した後もアメリカの攻撃によってイラクの一般人が傷付いた事も放送不可。
あくまでイラクがどれだけ酷いかをメインにと命令。腐ってますね。


もともとZackとTom Morelloの親っていうのが反戦活動などを行っていたらしく幼少期から思想的影響は強かったのでしょうね。

残念ながら今はZackが脱退。
「音楽性・思想の違い」が原因だったかな?
そもそも彼らは数百人の前で反政府パフォーマンスしていたグループ。
それが数万人をMOSHさせる怪物になってしまった事、またそれを世界中のファンに期待され要求され、その周りの変化に昔の様な気持ちでRAP出来なくなったのではないかなんて見解もあるようです。
なんかの企画モノに1曲提供したってのは噂で聞きましたが最近はどうなんでしょうか。

Rage Against the Machine


↑はレイジのPVとLIVE映像がまとまった奇跡のDVD。

私はZackが脱退する前の幕張メッセ公演を奇跡的に体感。
あれは半端なかったなぁ…
とにかく彼らのパフォーマンスをじっくり見たいとだけ心に決めてまして暴れるつもりは無かったんですが気付けばMOSHピットのど真ん中で、終始彼らを見るってのは出来ませんでしたがステージを見上げる度に見れるLIVEは凄かった〜。

Zackのテンションは正に「怒り」そのまま。
実際、LIVE中にゲロ吐くなんて事も頻繁にあるそうです。
そりゃそうだわな。

バンドとしてはBOB MARLEYCLASHなどの国を変えるような偉大なアーティストになりたい、いやこれらの人物を超えたいというのがあったらしいですが、なんせ彼らの相手は大国アメリカ。
でも実際彼らの反政府アルバムがアメリカでもHITしたという事は??矛盾??
それとも自国の行為を恥と思ってるアメリカ人もかなり多く存在するって事…

ん〜、音楽という媒体の威力は強いですね。
彼らの主張に賛成しようとか合ってる間違ってるとかは語る気はありませんが何かを感じても良いんじゃないでしょうかね。

とにかく音楽性も内容もコッテリと濃厚なので、特に熱いヴァイブを感じる1stは私の中でかなりデカい1枚。
おじいちゃんになっても聴いてやるさ!

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