
1月限定でお届けの王道ROCK特集。
大物です。
GREEN DAYの『DOOKIE』です。
彼らの持つ気持ち良いテンションと確実に頭に残るキャッチーなメロディとTVCMでも宣伝される程のプロモーション活動のおかげで今やキッズ以外の普通の人からお水の姉ちゃんまでにも浸透したカリスマPUNK ROCKグループです。
1994年にメジャー第1弾として発表された本作は、全世界で1000万枚以上のビッグ・セールスを記録してます。
グラミー賞でベスト・オルタナティヴ・パフォーマンスなど3部門を受賞するとともに、90年代のパンク・ロック・ブームを巻き起こすことになるモンスター・アルバム。
80年代は「PUNK」という言葉自体が死後になっていたわけですが、90年代彼らが彼らのやり方で「PUNK」をメインストリームにのし上げてくれました。
IGGY POPですら彼らを最高のPUNK ROCKバンドだと認めてます。

このバンドを知ったのは高校2年の時です。
当時はハードロックやメタルをチョコチョコ聴いてたんですがGREEN DAYを知ったその日から聴く音楽の方向が一気にPUNKへ変更です。
当時はMTVを見てましてそこで彼らのPVを見てしまい殺られました。
ちなみに同時期にOFFSPRINGやBAD RELIGIONも流れてまして、同じように秒殺されました。
「スケーターやスノーボーダーはメロコアを聴く」みたいな公式も存在してましてボーダーのコンペックスはこの辺の音のハマります。
『PUNK好きな少年3人がダメ元でレコード会社にデモテープを持って行き、そこのスタッフはめんどくさがりこう発言します。
「そうか。じゃあ、君達の演奏を見たいからこの時間にこの場所で待っててくれ。」とGREEN DAYのメンバーに1枚のメモを渡します。
実はその場所は郊外にあるなんて事のないボロ倉庫。そうです、レコード会社のスタッフは彼らをからかったのです。
だがしかしGREEN DAYのメンバーは雨の中その場所で待ち構え、指定した時間にLIVEを始めたそうで、試しに見にいったそのスタッフは度肝を抜かれた。』なんていうエピソードを聞いた事があります。
彼らのLIVEを見ていると音楽、PUNKに対する愛情はビンビン伝わります。
昔、BILLIE JOEがインタビューで明らかにバックボーンがPUNK ROCKなのに「俺達はオルタナROCKだ」なんてい言ってるバンドを「アホだ!」と言い捨てた事もある程。
WOOD STOCKに出た時も、初参戦といことで演奏中に客はメンバーにドロを投げつけます。
しかし彼らは淡々と与えられた時間をPUNK ROCKで染め上げるのです。
この映像見た時は、なにか得体の知れない凄まじい魂を感じましたね。
エンターテイメント性もすばらしく、サマソニでは「ギターヒケルヤツ??」とか叫んで観客をステージに上げてギター弾かせてしまうし、私が昔行った赤坂BRITZの単独公演では当時、ブルセラとかコギャルが流行ってた時期でアンコールではBILLIEはセーラー服で登場。
パンチラまで披露してくれました。
昔はPUNKのLIVEではそんなに女性客は多くなくダイブしてもちゃんと先頭まで行けたもんなんですけどね。今は女性客増えて持ち上げてくれる客が少なくなりかなり危険です。
このバンドは私のROOTS的な人たち。
PUNKは最近は聴かなくなったとはいえ新録の作品が出るとついつい買ってしまうPUNKバンドのうちの一つなのであります。
BILLIEは実際「人々の頭に残る良いメロディーを作る事を心がけている」と言ってますが、それってとても難しい事であり素晴らしい事でもあります。
今後の活動も楽しみです。
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