ブログネタ
洋楽ROCK!! に参加中!
Let It Bleed (Hybr)


こんなバンドをレビューする事になるとは…。
まあ、正月特別企画って事で。

今日はThe Rolling Stonesです。
とは言っても持ってるアルバムはこの1枚だけ。

1969年のアルバムで『Let It Bleed 』というモノです。
買ったきっかけがマニアック。


中学の時、オヤジに「若い頃聴いてたストーンズのアルバムが急に聴きたくなった。CDの探し方が分からないからお前着いて来い!」というのがきっかけ。

結局、オヤジは数回聴くとこのCDの存在を忘れてしまい、私のものとなります。
結構聴きましたこのアルバム。

男臭いロケンローな音が最大の特徴です。
そもそもThe Rolling Stonesの音楽は白人でありながら、心から黒人のBLUESを尊敬しそれを自分達の音楽性として取り入れたもの。

今現在のROCKではHIP HOPやREGGAEなどをROCKに融合させる音楽は数多く存在しますが1960年代という人種差別がまだまだ普通に行われていた時期に白人でありながら黒人音楽をやるってのはかなりパイオニア的な存在だったそうです。
中途半端な気持ちではないというのが黒人の心にも届いたようで、数少ない「黒人から支持される白人ROCKバンド」なんて言われ方もしていたようですね。

実際、このアルバムでもソウルやゴスペル的な女性コーラスや、ハーモニカ、スティールギターなどもガンガン使われてましてかなりBLUES色が強くFUNKYな内容。

ミックのボーカルのカッコよさは「ROCK代表」と言っても間違いはないと思いますし、メンバー交代やメンバーの突然死、麻薬系の逮捕歴、などの問題はいろいろとあったにせよなんと言っても現役ってのが素晴らしいです。


世界ツアーをやる時には「これが最後の世界ツアー」と歌って世界のファンをかき集めます。
ちなみに、彼らの世界ツアーは数百人の優秀なスタッフを連れて行くため経費が半端なくかかるそうで、チケットが完売したくらいでは全然儲けなんて出ないそうです。
どこで儲けを出してるかと言うとグッズ。
唇からべろの出たあのロゴは行く国々の国旗の柄にしてみたり、このツアー限定のデザインにしてみたりとあの手この手でグッズの売り上げを伸ばし興業全体としての成功を目指すわけです。

2006年も3月に日本に来るみたいですね。
1回見てみたいとは思いますが、私程度の軽いファンがサクッとチケット取ってしまったら、買い逃したコアなファンがかわいそうなんでちょっと行く気はしません。
しかもチケット代はかなり高いんっじゃないでしょうかね。

BEATLESはお揃いの衣装にお揃いの髪型、STONESは私服に伸ばし放題な髪型。
当時イギリスの学校では一時期はBEATLESのマッシュルームカットが禁止されたそうなんですが、しばらくして解除。だがしかし、STONESの伸ばし放題ヘアは禁止されたままだったそうです。当時のSTONESのファッションは奇抜だと認識されていたようで、後にこのスタイルのROCKミュージシャンが多く生まれたという事実もあるようですね。

ちょい悪オヤジ軍団STONES。かっこいいぜ。

ランキング参加中です。
あなたの1日1回のクリックが欲しい。 順位が上がります♪