今日も渋系で。
SKAリスナーには嫌でも何度も耳にするこの女性の歌声。
MILLIE SMALLの『MY BOY LOLLIPOP』です。
1964年の作品でSKAのイベントに行けば「MY BOY LOLLIPOP」が流れる確立は非常に高し。
1964年といえばJAMMAICAではSKA真っ盛り。
でも、この作品はJAMMAICAではなくイギリスで録音されたモノであのISLAND RECORDの創設者で後にBOB MARLEY等を世界に送り出す事となるChris Blackwell氏の手にかけられて作られたモノです。
SKAの作品で世界で初めてヒットしたのはSKATALITESではなくこの「MY BOY LOLLIPOP」。
ちなみに今現在でもSKA作品の売り上げではトップだそうです。
さてこのMILLIE SMALL。
特徴はなんと言ってもこの甲高い声。
10代の頃から歌い手として活躍してたそうなんですが、この作品で聴ける声自体がまるで10代のようです。
上手いのか下手なのかも判断しにくい歌声なんですが、アルバム1枚通してSKAだけではなく、ピアノなんかも絡みERLY R&B的なアプローチが施されとってもお洒落な出来。
2曲目の「DO RE MI」。
この「ドレミ」って日本語じゃないのかな??
日本の市場も意識したのでしょうか??
「MY BOY LOLLIPOP」は世界でヒットと言いましたが、もちろん日本も例外ではないようです。
今現在のバンドで分かりやすいカヴァーだとDREAMLETSがやってますね。
それとHITした当時には伊東ゆかり、中尾ミエ、梅木マリなどが次々と「MY BOY LOLLIPOP」をカヴァーしたなんて事もあったそうです。
私は学生の時にオッサンが通うような渋い飲み屋でバイトしてたんですが、この「MY BOY LOLLIPOP」の日本語バージョンが有線でかかっててビックリした思い出があります。
ちなみに有線チャンネルをイジってたまに思いっきりPUNKとかREGGAEかけたりして。
オッサン達はPUNKやREGGAE聴きながらイカの沖付けをつまみに酎ハイ。
なかなか笑える光景でした。
AMAZONには無いみたいなんですがCDは出てると思います。
私はアナログで所持なんでCD版がどんなジャケかまでは分かりませんが世界でのSKA伝説の始まりを味わって見たい方は聴いて見て下さい。ノリノリになれます。
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