『Start Today』80年代のNEW YORKハードコアを代表するGORILLA BISCUITSのご紹介。
92年には解散し、わずか2枚のアルバムのみのリリースにも関わらず伝説的な存在になりつつあるSTRAIGHT EDGEの精神を持つ男前バンドです。
STRAIGHT EDGEとは本来ROCKは暴力、酒、ドラッグ、SEXというイメージがありますがそういったモノを排除しとてもポジティヴな精神姿勢を持つ事。
PUNK ROCKの反逆・反抗とはちょっと違う姿勢です。
上のアルバムは『START TODAY』というアルバムです。
タイトルもポジティヴ！！
STRAIGHT EDGEという思想はこんなゴリゴリな激しい音楽にも関当時NEW YORKのハードコア好き達には結構浸透したそうです。
私がハードコアを聴き始めた当時はマッチョでファッショナブルなバンドがほとんどでしたがGORILLA BISCUITSはその辺に兄ちゃんって感じなビジュアル。
そのミスマッチがイカします。
解散後、メンバーのWALTERはQUICK SANDというバンドに、CIVはCIVというバンドを結成しシーンを盛り上げてます。
とても荒々しい音でVOCALもシャウトシャウト！！
でもどこかPOPなセンスが光ってましてタイトル曲の「START TODAY」ではハーモニカなんかも聞こえます。
175R聴いてる若者がGORILLA BISCUITSに流れるってのはなかなか無いと思いますが、確実に現在活躍するハードコアバンドに多大な影響を与えてると思われます。
STRAIGHT EDGEはDISK UNIONなんかだとS×Eというコーナー。
秋の夜長に激烈ROCKなんてのはいかがでしょう。もっと眠れなくなるか…。
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