WHITE STAGEでの忌野清志郎を横目に見ながらGREENへ向かうのですがGREENからWHITEに向かう人の量が半端じゃありません。

どうやらFOO FIGHTERSが終わって一目でも清志郎を見ようという狙いの人々のようです。

「これから苗場食堂でおもろいモン見れるのにねぇ。」と思いながらGREENに戻ると赤犬目当ての友達はすでに苗場食堂へ行ってしまってました。

ダッシュで苗場食堂へ向かいます。
（FUJI ROCKに行った事のない人のために説明すると、苗場食堂とはその名の通り食堂。なんですが、時間によってはLIVEが開催されます。去年までは出演者はシークレットで清志郎などの大物も飛び入りするなど誰がいつ出るか分からなかったんですが、今年からは会場内のどんな小さなサブステージもスケジュールを発表するという粋な試み。）


メインのGREEN STAGEでFOO FIGHTERSが終わって23：30から苗場食堂では赤犬というオバカなバンドが「ワンワン！！」と吠えます。

昨年のFUJI ROCKで初めて彼らを見た時の衝撃は忘れられません。
ホントの意味での変態バンド。
詳しくはこちら。

銭ゲバラ

左の写真は友達が買った赤犬Tシャツ。
どうですか？パッと見カッコイイでしょ？？

ファッション業界にまで影響を及ぼすキューバの革命家チェゲバラですよ。
いくら変態バンド赤犬とは言えしっかりと芯では思想を固め、コミカルな中にも訴えるモノが・・・ってブリーフ被ってんじゃん！

「チェゲバラ」じゃなくて「ゼニゲバラ」になってるし！！

ってな感じで常識破りなこのバンド。
「ゼニゲバラ」とは曲名です。



赤犬左は潜在写真。
これだけでも笑えます。
13人編成のBIG BANDで結成して10年以上経ってます。
演奏技術はかなり完成度高く、普通にカッコイイ曲もあるんですが普通にカッコイイ曲をそのままにせずめちゃくちゃにするブッチギリ具合が最高です。
HPはこちら。


このFUJI ROCK'05レポで何度か出た「無理だ〜！やめた〜！諦めた〜！ビャ〜！！」ってのはこの「ゼニゲバラ」という曲の詩です。
曲の一番盛り上がる所がこのセリフです。最高！


さあ苗場食堂に着くとお客はいっぱい！
普通の食堂なんで後ろの方にいる人は見えなかったでしょうね。
もち「ゼニゲバラ」もやりまして両手を挙げてシャウトです。

MCもすごいです。憶えてる限りではこんなんでした。

『みんな〜SEXしてるかい？？　よくさ〜、愛を確かめ合うこの行為を一つになるって言うじゃん？　でもそれ違うよ！　だって二人の間にはコンドームがあるんだからさ。一つになりたいんならコンドームなんかしちゃだめだぜ！でも本当の意味で一つになりたいんなら「俺と一緒にコンドームになろう」ってのが正解だ！』

LIVEを見ている女の子の客の口からは「最低だよね〜」。

一本の瓶があるとしよう。一番底が最低。ではそれをひっくり返すと？？
最高なんだよ！！


ってな具合で赤犬を満喫してると、蕁麻疹出てしまった友達が車の鍵が欲しいらしくもみくちゃな客の中から私を見つけ出し連れ出されてしまいました。
なので赤犬を見れたのは最初の20,30分かな？
それでも大満足ですわ。


今年は北海道のEZO ROCKにも参戦という事で今後ますますブレイクして行く事でしょうね。
RISING SUN ROCK FES行く人は絶対見てくださいね。　
出来れば至近距離で！


下品具合の関係上WHITEとかGREENは不可能だと思いますがせめて来年はもう一度ORANGEに戻してやって欲しいですね。


こうしてFUJI ROCK'05の初日は終わって行くのでした。

これを読んで「赤犬見たい！！」と思った方。　
一票お願いしますね。　赤犬ベイベー！！！