Dimanche a Bamako

今回はアフリカマリのアーティストAMADOU&MARIAMです。

さてアフリカの音楽ってどんなイメージがあるでしょうか?
「タイコ叩きながら雄叫びあげてる音楽」または「ヤリを掲げて焚き火の周りを回って全員で歌う音楽」ってな印象ありませんでしたか?

私も正直、数年前までアフリカのミュージシャンの音源を聴くなんて考えもしませんでした。

AMADOU&MARIAMは上のジャケット写真の通り男女デュオで、二人とも目が見えないそうです。 マリ出身ですが主な活動はヨーロッパで行っているそうでこのアルバムの前に3作ほど出しているようです。


アフリカと言えばFELA KUTIという最重要人物はいますが今回はこのブログの今までの流れを通します。 その流れとは・・・

なんとプロデューサーがMANU CHAOなんです!
ほんとこの人は活動の幅が広い!!
結果、このアルバムMANU CHAOテイスト満点で、むしろMANU CHAOのアルバムにAMADOU&MARIAMがゲスト?くらいのレベルです。

丸1曲歌ってみたり、彼のソロ作で良く聞くサンプリング音、SKAやREGGAEっぽいリズム、悲しいメロディなどMANU CHAOファンは必聴です。


AMADOU&MARIAMの2人も良い味出してましてアメリカやヨーロッパの歌い手には無い歌い方を味わえます。


ヨーロッパで行われたFESでMANU CHAOの演奏中にこの二人がゲストで飛び入りなんて事もあったようで、向こうではすでに話題になってるコンビだそうです。


余談ですが、ファンの方なら知ってると思いますがBLURDAMON ALBARNが2002年にソロでマリのミュージシャンとアルバムを出しています。 DAMONは当時こうコメントしています。
「西洋人が自分達の文化こそ正当だと思っているのには飽き飽きしているんだ。皆にマリの音楽に触れて欲しい。」と。
UKロックのトップを狙い続けるのではなくこの方向に進んでみたDEMONはちょっとかっこいいですね。  レーベルも作ってそっち系の活動も行っているようです。

Mali Music

↑がMARI MUSICIANS&DAMON ALBARNという名で出したアルバム『Mali Music』です。


こんなアフリカ音楽入門方法ってのはどうでしょうか?



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※このアルバム2曲に収録の「M'bifé」(コーラスはMANU CHAOだな・・・)





※このアルバムの5曲目に収録の「Senegal Fast Food 」のPV