2015年3月14日に行われた『Salud!!』Vol.25。 

2007年5月に初開催したSalud!!の立ち上げメンバーの生き残りは私とIBのみ・・・

今となっては新潟県長岡市からSalud!!のために東京に来る強者・・・

そんな豪雪地帯の激アツ男、IBのセットリストが届いたので公開!

バスン!

5:30〜 エビチリ
5:50〜 wtnb (ゲスト) 1本目・・・ゆるゆる電子クンビア?
6:10〜 da!k! ・・・Brasil、Punk、more
6:50〜 タムチャオ(ゲスト)・・・中東、アジア?
7:30〜 IB・・・クレオール/ワールドミュージックから見たJAZZ
8:10〜 japanipoika(ゲスト)・・・東〜東南アジアのご当地パンキッシュナンバー
8:50〜 KONPEX・・・ごった煮ぼったくりWORLD MUSIC
9:30〜 wtnb(ゲスト)2本目・・・高速ラテン?
9:50〜 トモヒロ・・・WORLD VINTAGE&more
10:30〜 エビチリ ・・・LATIN





「やっぱSalud!!は楽しいですね!!

学生時代から意識せずクレオール音楽をずっと聴いてきて、最近ようやくアメリカの1940〜60年代のジャズにアフリカやラテンのテイストが濃密に混ざっていることに気付き始めました。

「クレオール」とはいろんな意味があってよくわかんないのが正直なところですが「植民地生まれ」や、「アメリカ(ルイジアナ)におけるヨーロッパからの移民との混血」というニュアンスで使われることが多いようです。

つまりカリプソ、ソンなどカリブ海の音楽や、サンバ、クンビアなど南米の音楽、ニューオリンズで生まれたジャズはクレオール音楽と言えるでしょう。間違ってたらご指摘ください!

おしゃれな音楽はなんとなく敬遠してきたのですが、クレオールテイストの音楽は泥臭いのにおしゃれさを感じさせてくれ、もしかしたら今度こそモテるのでは、と淡い期待を描きました。

越後長岡の雪の中から、広いカリブ海〜メキシコ湾からミシシッピ川をスマートにさかのぼろうとイメージして選曲しましたが、河口1cmくらいで力つきニューオリンズの街までたどり着かず、もちろんモテませんでした。」
  by IB







1.Day O / Harry Belafonte
ジャマイカ系の移民でカリプソやカリブ海の島々の民謡を世界に広めたハリーベラフォンテの代表曲。原曲はジャマイカ民謡らしい。野茂英雄の応援歌にも使われましたね〜。









2.St. Thomas / Sonny Rollins
ジャズジャイアントの一人、サックス奏者のソニーロリンズは、親がカリブ海のヴァージン諸島出身。幼いころから聞いてきたカリプソを取り入れたジャズ。







3.Jump Up / Double Famous
Byron Leeのカリプソ(?)カバーですね、ダブルフェイマスのこのアレンジ最高です。





4.The Preacher / Horace Silver
父親がアフリカのカーボヴェルデ出身のジャズピアニスト。父はポルトガル出身とよく書かれていますが、カーボヴェルデがポルトガルの植民地から独立したのが1975年なので、シルバーが活躍した1950年代当時はポルトガル出身と言われていたのだと思います。アフリカ/カリブのグルーヴをモダンジャズに取り入れたパイオニアの一人で、この曲はニューオリンズ的なグルーヴを感じます。







5.カミさん不細工な方がいい / 吾妻光良&Swinging Boppers
素晴らしい日本語詞が付いた原曲はカリプソの「Ugly Woman」で、きっとRoaring Lion。







6.Honesty / Mighty Sparrow
アナログ7inchをゲットしたので使ってみました、クレオール音楽・カリプソの王様。







7.Brazil / Tito Puente
プエルトリコ人の両親をもつニューヨリカンでラテンの王様ティト・プエンテによるブラジルの代表曲カバー。







8.Undelivered Letter / Quantic and His Combo Barbaro
クアンティック先生のボサノバジャズですね、間奏にマイフェイバリットシングズのフレーズを織り込んでくるところがたまりません。










9.Recado Bossa Nova / Hank Mobley
元祖ボサノバジャズ?超有名曲らしいですが、最近初めて知りました。これが1960年発表、55年前の音源だもんな〜、JAZZってすごい。







10.Berimbau / Quarteto Em Cy
ボサノバって、こんなグルーヴィーなのもあるんですね。ブラジルの4人姉妹。








11.Kane Ren Ren / マレウレウ
こちらはアイヌの4人組ガールズグループ。2月の酒場音楽祭で購入した7inchに全員のサインをいただきました!





12.串本節 / 弘田三枝子
パンチの効いたスウィングジャズアレンジで、民謡ジャズの最高峰だと思います。







そして、そこのWORLD MUSIC好きあなた!
酒、飲んでますか〜????
サルーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!





※TOPページはこちら
※このBLOGについてはこちら
※サイトマップはこちら