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2014年、明けましておめでとうございます

酒は弱くなるわ、いろんな方面からのストレスがのしかかって来るわで、昨年も大変な事も多々有りましたが、そんなのは皆さん同じようにいろいろ有ると思うわけですが、個人的な音楽生活だけ考えれば今年も2013年も充実した年でした。

私の場合、音楽は完全に趣味の領域なので、この距離感のまま今年も楽しんで行こうと思います。

2014年も音楽ファン全員がGOOD MUSICと出会えますように



という事で2014年の初ネタはこんな企画に参加します。

「おれ的わたし的2013ベスト」



ご縁が有りまして、Salud!!にもゲストDJでご出演頂いた石井さんのやっている音楽バカのためのHP「freak in freak out」の毎年の恒例企画です。

※「freak in freak out」はこちら

2012年同様、「年間でベスト10とか決めるのって自分には絶対無理だなぁ」「2013年リリースのアルバムほとんど持ってないなぁ」という不安が有りますが、今回も軽い気持ちでやってみます。

※【おれ的わたし的2012ベスト】

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◆2013年にリリースされた音楽で、良かったものベスト10◆

(iTunesのスマートプレイリストを使いカウントしたところ、2013年に読み込んだアルバム枚数は305枚。その内、お金を払って購入したアルバムはおそらく200〜250枚。毎年の事ですが、2013年リリースの新譜はあまり買っておりません。ですが、意地でも趣旨に乗っかって書いてやろうとピックアップ。いろんな方面から1枚ずつ、合計10枚を引っ張っり出して強引に順位を付けた感じです。順位も後半になるにつれて断固たる決断とまではいかない感じです。)



1, La Troba Kung-Fu / Santalegria



超大好きなバンドの念願の3rd。ジョアンの昔のバンドDusminguetも大好き。1st、2ndと楽しませてくれたけど、このアルバムが一番良い。バランス、オーガニック度、ジャンル跨ぎ、そして哀愁溢れるメロディーがステキ。誰が歌っても「良い曲だなぁ」と思わすメロディーセンスが有りますねぇ。ほんと素晴らしい。MANU CHAOも来日したし、待ち遠しいのはLes Ogres de Barbackと、このLa Troba Kung-Fu!







2, Mundo Livre S.A. Vs Nacao Zumbi / Mundo Livre S.A. Vs Nacao Zumbi

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シコサイエンスが居なくても現役で頑張っているNacao Zumbiと、そのマブダチバンドMundo Livre S.A.がお互いの曲をカヴァーして作り上げたアルバムはまさに友情の結晶。だいぶ大人なアレンジなので、この2バンドの音源を聴いてこなかった人はもしかしたら何も感じないかもしれない。愛だな愛。本Blogで昔からマンギビートネタで書きこんでくれてるDT氏と大騒ぎしたアルバム。





原曲 ↓








3, Sonido Gallo Negro / Cumbia Salvaje



メキシコのクンビアバンド。こういうバンドは意外とどこにでも居るんじゃないかと思うんだけど、予想外にハート掴まれてしまいました。聴いている限りメンバーの音楽センスが滲み出てくる。PUNKやCLUB MUSICなんかのセンスも飲み込んでいるに違いないと思う。不良的な鋭さも漂っているし、インストオンリーという度胸も好みです。お見事なドKILLER TUNE連発でかなり衝撃受けた1枚。










4, TURTLE ISLAND / 空空神々



トップ10に上げたいアルバムは他にもいくつか有るけど、日本代表だとこの1枚がやはり強力。もう、凄いっす。この一言に尽きる・・・。再録の「宇宙の真ん中」の終盤の阿波踊りアレンジは何度聴いても鳥肌立ちます。2013年はFUJI ROCKに出て前夜祭と初日のオレンジコートで爆発したそうだ。年に1回2回はLIVEを見ておきたいバンド。あぁ、凄い・・・。橋の下世界音楽祭等の活動も含めて魂が乗っかった1枚。(個人的にはタートルは日本代表だ!とか思っているんだけど、友人から聞いた裏話だとLa PegatinaのメンバーはタートルよりもHunggaiの方が音楽的にはグッと来るんだってさ。スペインからの距離だと日本よりもモンゴルの方が近いからね。そういう深い何かも有るもかもなぁと思ったりして楽しい。)








5, Bassekou Kouyate & Ngoni Ba / Jama Ko



FUJI ROCK'13に出演した(私は行ってないのですが) バンドでBassekou Kouyateはマリ出身だそう。弦楽器のテクも凄いし、打楽器の組み合わさり方、メロディー、歌声、全ての条件はうまいこと重なって脳みそトロトロにしてくれます。LIVEが気になりますがCDだけでも十分ヤバいです。








6, Gerap Gurita / In The Name of



インドネシアにIRISH PUNK BANDなんて居るのか!と、まずはそこに注目してしまう1枚。このバンドの存在によって、いろいろ広がって行くんじゃないかという期待も持ってしまう大きな1歩的なアルバム。日本発売に繋げた愛知のRUDE RUNNER RECORDにビッグリスペクト!演奏は粗削りですが、胸が締め付けられる甘酸っぱい感じ・・・たまんねぇっす。








7, Chico Trujillo / Gran Pecador


こっち系のファンにはド真ん中の音でしょう。前作も素晴らしかったので文句なし即購入。POPで踊れてルーディーなチリのバンド。SKAもCUMBIAもSALSAもかっちょよくキメるんで捨て曲が無い・・・。日本でも結構有名っぽいです。







8, King Django / Anywhere I Roam




数有るSKAバンドの中でもStubborn All-Starsが大好きなもので、ジャンゴ先生の存在はやはり気になる。いろんなゲストを招いて録り溜めていた音源をアルバムとしてドロップ。大人だぜ。最高だぜ。The Policeの「Every Breath You Take」のカヴァーなんか憎いぜ?








9, Huichol Musical / Manana Que Ya No Estes




これも前作が良かったので、即GETな1枚。メキシコだけど、アコギのみで高速CUMBIAを奏でるユニークなバンド。原住民の音楽を元にアレンジしているようです。オーガニックで踊れる感じも好きだけど、どの曲もメロディーが素晴らしい。ナイスメロ作れる人は天才です。ただ、ドラムが居ないのでアルバム1枚聴こうとすると途中で少々疲れますが・・・。それはさて置き「なんなんだこのシンプルながら聴いた事ないタイプの音楽は!」と思わすバンド。






10, Various artists / Estacion Wirikuta




コンピという形なのですが、1曲目のAho Colectivoの「Wirikuta Se Defiende」という曲に魂抜かれました。メキシコの鉱山を住民の意見を無視してカナダの会社に売り飛ばそうとする政府に抗議するために立ち上げられたCafe Tacvaのルーベンさん参加のプロジェクトがAho Colectivoだそうです。残念ながらCDでは入手NG。あまりやりたくなかったんですがダウンロードでアルバムを買いました。








以上が2013年の新譜のベスト10。
もちろん他にもいろいろ有りますが、まあ、決め方が特殊だったので本当のベスト10じゃないと言われればそうかもしれないのですが、無理やり幅広くした感じという事でこんな感じです。












■2013年リリース以外で購入して良かったアルバム

1, Talco / Gran Gala


イタリアのゴッタ煮SKA/PUNK系バンドの2012年作。ヨーロッパのこの手のバンドをしばらく聴いてなかったのですが、びっくり仰天。Banda Bassottiを超えてます。どの分野のバンドも温故知新で進化しているとなぁとつくづく感じました。




2, Various artists / "Life Is Dance!": Plugged-In Sounds of Wonder at the Pakistani Picture House



70年代のパキスタン音楽のコンピ。これも衝撃受けた1枚。1曲目から8分超えのぶっ飛び変態チューン。パキスタンの音楽のCDはこれ1枚しか持っておりませんし、掘り下げようとはあまり思わないのですが、とにかく衝撃。このコンピのせいでFINDERS KEEPERSのコンピを買い漁ったさ・・・。








3, Los Pericos / Pericos & Friends



アルゼンチンのSKA / REGGAE系の大御所バンドのコラボアルバム。ゲストが凄い。Gregory Isaacs、The Original Wailers、The Skatalites、Toots Hibbert等。大御所というのが分かりますね。本場ジャメイカでも人気だそうだ。







4, Ukandanz / Yetchalal



エチオピア×ロック。売り文句は「エチオピアのFISHBONEか!?」などと言われてますが、SUKIYAKI MEETS THE WORLDのLIVEは強烈でした。なんせ今まで見た事のないタイプのLIVEだったもので。LIVEとセットで感動したアルバム。凄いバンドがどんどん出て来てワクワクさせてくれます・・・。







5, Kultur Shock / Fucc The I.N.S.


アメリカのジプシーパンク系のベテランバンド。ゴーゴルよりも変態度が高くて、初めてアルバム聴いたのだけど衝撃受けた。SYSTEM OF A DOWN的な個性が有り、LIVEもヤバそうだなぁと思わす爆発感有り。


▲sもやってる「mastika」






6, (仮) ALBATRUS / ALBATRUS



2013年の参院選に緑の党の比例区から出馬した三宅洋平氏率いるこのバンド。アルバム購入は出馬前の2012年でしたが、今年も結構聴きました。原発、TPPやメディア批判等をストレートにカッコよく伝える「1/470 Party People」はまるで演説を聞いているよう。実際に三宅氏の演説聞いたけど、着地点はっきりしてて共感したし、それは彼じゃないと出来ないだろうとも思った。17万票は死に票じゃないよ。本来なら投票に行かない連中のから新たに生まれた票も多いはず。これは絶対に未来に繋がる17万票だ。



※「1/470 Party People」




7, BNegao E Os Seletores De Frequencia / Sintoniza La



PLANET HEMPが再結成してガツガツLIVEやっているようなのですが、その前にBNegaoが出したアルバムで入手するのに少々苦労しました。PLANET HEMPよりもグッと大人な内容で、PLANET HEMPはMARCELO D2だけのものじゃないねと実感させてくれるアルバム。






CHE SUDAKAと絡むBNegao







8, Various artists / Festa Na Roca Vol.2

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ブラジル北東部の伝統音楽Forro(フォホー)の70年代のコンピ。中古で1,000円弱だったと思う。個人的に60年代の方がヤバいと信じ切っていて特に70〜80年代はいまいちグッと来ないイメージが強かった。本作は70年代で、しかもB級アーティストのコンピがこんなにステキだとは予想外に驚きました。と同時に今後もいろんなForroを楽しめるという可能性を感じまた1枚。







9, Various artists / Township Swing Jazz Vol.1



50年代の南アフリカのJAZZのコンピ。50年代の南アフリカ!?どういう事やねん!と思いつつ、この時代のこの国を取り巻く環境を妄想で膨らませつつもウキウキ気分で聴ける素晴らしい内容。







10, The Funk Ark / High Noon



Afrobeatのフォロワーバンドの中でも乾いた感じというか、責任を背負いすぎて重くなりすぎないというか、無理やり寄せ過ぎてないというか、そんな印象を受けました。逆にこれがダメだという人も居そうなのも確か。名前からしてもそうですが、初期The Metersを匂わすFUNKテイストが凄くかっこいい。2012年リリースだけど、今年に入ってやっと追いついて買ったアルバム。









■ライブ、イベント等々で良かったもの
興味あるLIVEに全部行く事はいろんな理由が有り、学生時代・20代の頃とは違いもはや不可能です。もし見れる事が出来れば相当感動したLIVEもきっと多いのだろうけど、見れなかったのもそれはそれで音楽運命。なんなら1年間1個もLIVEを見なくても死にはしない。そんな生活環境の中で、自分が見に行くLIVEはアタリが多い。個人的には感じやすい方ではなく、どちらかと言うとマグロ系な音楽感度なのですが、良いLIVEとの出会いは自分で自分のセンスを磨いてきた結果だと思っている。という事で、今年も行ったLIVEはほとんどが感動するものでした。行った数は少ない気もするが、それもまた音楽運命。


(順位ナシ)
アラゲホンジキウイとパパイヤ、マンゴーズ▲sJohnsons Motorcar@新世界【Salud!!】
◇橋の下世界音楽祭@愛知県豊田市 ※レポート
◇SUKIYAKI MEETS THE WORLD 2013@富山 ※レポート(前半) ※レポート(後半)
◇Baba Zula@月見ル君想フ ※バンドレビュー&LIVEレポート
La Pegatina&Dry&Heavy@朝霧Jam
◇大工哲弘@新小岩こだま
◇松井文@庄や 青物横丁店
◇BAIANASYSTEM@渋谷WWW
◇Reggaelation IndependAnce@青山Cay
◇三宅洋平@新橋SL広場
◇KINGDOM☆AFROCKS@青山Cay






以上、「2013年リリースのおれ的ベスト10」と「2013年リリース以外で購入して良かったベスト10」「良かったLIVEリスト」でした。

※上記の3つのネタ以外にもいろいろと書いてるので、興味有る方はこちらのページで

また、この企画は私以外にも大勢の方が参加している企画で、いろんな音楽趣味を持つ方の「本物の」ベスト10が見れて、非常におもしろいです。

※興味有る方は是非とも時間をかけてご覧になってみてください。





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