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Gerap Gurita (ゲラップ グリタ)

『Gerap Gurita (ゲラップ グリタ) [CD]』


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甲類焼酎の豆乳割を飲んだ事がありますか?
これね、カフェオレ感覚\(^o^)/



では、淡々とレビュー。

インドネシアのIRISH / FOLK PUNKがキテる!

その名はGerap Gurita (ゲラップ・グリタ)。

2013年4月頭にRUDE RUNNER RECORDさんから奇蹟的にドロップされた『In The Name of』

※Gerap GuritaのMYSPACEはこちら



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2006年ジャカルタで結成の8人組。

マンドリン、アコーディオン、フィドル、ティンホイッスル、SAXも含んだ大所帯バンド。

過去に3枚のアルバム出しているそうですが、配信のみだったそうで、今回はCDとしては初のリリースなんだそうです。

しかも、それが日本のレーベルからのリリースというのがアツいですね。

Googleで「Gerap Gurita」で画像検索してみると、DROPKICK MURPHYSっぽいバンドロゴなんかが出てきて、メンバーの好きな音楽ももろ見えでおもしろいです。

インドネシアのインディーズロックシーンにどれだけの幅広い音楽が存在しているかは未知数ですが、このバンドの存在によって、いろんなタイプのロックバンドが存在しそうだというのが一気に証明された感が有りますね。

聞いた話によると、VOのAnomは日本に滞在していた事もあって、日本語も少ししゃべれるそうです。

きっと、日本のバンドも聴き漁っていたに違いないでしょうし、その辺は多少なりとも彼らの音楽に生かされたとなると、これまた面白い連携です。

バッキバキにPUNKな曲のみで固めるのではなく、アコギのピックが弦に当たる音も聞こえてくるようなユルめなタッチの曲が多く、全体的に心地よい流れで、メロディーも頭と心に残る独特な魅力が有るので、この手のバンドが好みの方は1発アウトの確立は高し。

女性VOも入る曲も有るのですが、これに関してはThe Pogues&Kirsty MacCollが頭に浮かぶ方がほとんどなんじゃないでしょうかね(笑)

曲の途中でムーディーなSWING JAZZを挟んだりする斬新なアイデアも憎い。

3曲目に収録「Drinking 'n Driving」はイギリスのOi PUNK BANDのThe Businessのカヴァー、5曲目にはCock Sparrerの「We Are Comin'Back」をカヴァーというのも彼らのROOTSがチラリと出ているのであります。

何よりも、英語オンリーではなく、カヴァー曲以外は現地の言葉で歌っているというのがイイんです。

演奏技術等はひとまず置いておいて、英語だとあまり個性は出しにくい、というか英語圏のバンドとただ比較されてしまうだけなので、外国にアピールするには大きな武器になる気がします(そう思うのは私だけかな?)。


もっと想像してみましょう。
このバンドがこのままあと10年20年活動を続けた時に出来上がるであろう音楽・・・

ワクワクします(そう思うのは私だけかな?)。


そうなんです、日本のROCKファンでも十分に楽しめる内容なんです。


とは言うものの、限定300枚で、日本では200枚のみ販売だそうで、この記事がアップされた頃には完売の可能性も高いので各自RUDE RUNNER RECORDさんに問い合わせましょう♪

奇跡のリプレスにも繋がるかもだしね。





※本アルバムの発売予告動画 (1曲目に収録の「Dewi-Bayu」)





※2曲目に収録の「Gadis Gurita」(LIVE)





※8曲目に収録の「Lagu Sabtu」(LIVE)




※10曲目に収録の「Nenek Moyangku (Perompak)」(LIVE)













※本作に未収録ですが、ハイスタもカヴァー





※本作に未収録ですがThe Clashもカヴァー





※本作に未収録ですが、「jOi!gjakarta」






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