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すごくお腹が減っていたため、100円増しの大盛りを頼む。
テーブルに来たのは、どう考えても食いきれないレベルの山盛り。
「当店は普通盛りでも、他店の大盛りレベルなんですよ〜」的な。
初めてなんだから知らねーっつーの。
量はなんとなくでいいいからどこの飲食店でも統一にしてくれよ・・・。
というか、大盛り頼んだ時に「当店の大盛りが激盛りですよ。」と教えてくれよ・・・。
100円に夢を乗せたのにさ・・・。


では淡々とレビュー。

たまにはインド系。

女性シタール奏者のAnoushka Shankar (アヌーシュカ・シャンカール)。

上のジャケは2011年リリースのソロ5作目『Traveller(旅人)』

インド伝統音楽とスペイン伝統音楽であるフラメンコの融合に試みたという事で聴いたった。

※全曲視聴はこちらから

※Anoushka ShankarのMYSPACEはこちら
※Anoushka ShankarのオフィシャルHP

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1981年ロンドン生まれ。

なんとこの方、インドのシタール奏者のRavi Shankar(ラヴィ・シャンカール)の娘。

よってNorah Jones(ノラ・ジョーンズ)と姉妹(異母姉妹らしいけど)なのです。

Ravi Shankarはあのビートルズのジョージ・ハリスンにシタールを教えたという人物で、ビートルズの解散後はジョージがRavi Shankarのアルバムをプロデュースなんかもしているという関係。

ジョージプロデュースで1997年にリリースされた『CHANT OF INDIA』に16歳にして、コンダクター&アシスタントとして参加していたのがこのAnoushka Shankar。

翌年の1998年にはソロアルバムをリリースということで、ミュージシャンとしてはもはやベテランですね。

その後も父親のツアーに参加していたそうで、コネクション、腕、センス、度胸なども相当なものだと思われます。

2002年のジョージ・ハリスン追悼コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』では、父が作曲したジョージ追悼曲の指揮を務め、エリック・クラプトンらとも共演し、2005年リリースのアルバム『ライズ』ではグラミー賞ワールドミュージック部門にノミネートされたという実績を持つという。

現在も父の世界ツアーに同行し、一流の音楽家として活動中だそうです。


さて、気になる内容。

まあ、そもそもシタールという楽器の音自体がトランスの高い音なわけですが、素人でも満足できるテクニック満載のAnoushka Shankarの演奏。

タブラ辺りの打楽器と組み合わされば直球ド真ん中勝負になるわけなんだけど、このアルバムではフラメンコとのコラボ。

「おいおい、なんでも混ぜれば満足するなよな!」なんて思うのが私の性格なわけですが、打楽器はカホンとパルマ(フラメンコ特有の手拍子)に置き換えられ、ドラマチックな展開をお手伝いするのにはピアノやフラメンコギターなんかも使われております。

さらに、シタールをバックに情熱的(分かりやすく言うとGipsy Kings)なフラメンコ特有のヴォーカルが乗っかるのです。

インドのトラディショナルな音楽を愛する人にはどう捉えられるのか・・・

そんな不安を埋めるためにタブラを使い、シタールがメインの「5作目としての期待に応えるためのアレンジ」も披露しております。

私が感じるのは「インド音楽をより多くの人に聴いてもらうキッカケ的を作る」という意図。

全体的にはTRAD対TRADで、ノリとしてはTRADなのですが、混ざり具合は完全に斬新だと思います。

どうです?
興味出ません?

インド音楽、相当深いです。
興味は無限大・・・


※「おもしろWORLD MUSIC」で取り上げたアジア系アートティスト








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※2曲目に収録の「Buleria con Ricardo」(音だけ)




※5曲目に収録の「Dancing in Madness」(音だけ)




※8曲目に収録の「Traveller」(LIVE)




※10曲目に収録の「Casi Uno」(音だけ)




※Anoushka Shankar's "Traveller" メイキングドキュメンタリー



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