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フリースタイル・デ・リトモス

『Freestyle De Ritmos(フリースタイル・デ・リトモス)』

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こんばんわ。
牛乳大好きだけど、寝起きで飲むと昼前にはピーピーになるというデリケートなコンペックスです。


では淡々とレビュー。

CUMBIAネタです。

進化するCUMBIAの形の1つ、エレクトロ×CUMBIAの”デジタル・クンビア”のアルゼンチン発の注目株El Hijo De La Cumbia(エル・イホ・デ・ラ・クンビア)というアーティスト。

デジタル・クンビアって、音だけ聴くと、レゲトンとかバイリファンキと近い匂いを感じますねぇ。

2011年リリースの『Freestyle De Ritmos(フリースタイル・デ・リトモス)』

リリースはフランスのYA BASTAというレーベルで、タンゴ×エレクトロなユニット、GOTAN PROJECTのリリースで有名なレーベル。

※全曲視聴はこちらから


※El Hijo De La CumbiaのオフィシャルHPはこちら
※El Hijo De La CumbiaのMYSPACEはこちら

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El Hijo De La Cumbiaとは「クンビアの息子」という意。

12歳でステージデビューし、23歳の時にはアルバムデビューしてしまうという若者。

アルゼンチンを飛び出しメキシコに渡り、バンドもDJも経験して、デジタルクンビアのレーベルZZK Recordsのコンピレーション参加なども経て自分のアルバムリリースへ。

同タイトルで2009年にsootというレーベルから出していたらしいのですが、収録内容をパワーアップさせて今回はYA BASTAより正式に世界デビューみたいです。

今ではヨーロッパでも活躍しているらしいので、そのうち日本に来るかもしれませんね。



個人的にはこの手の音楽って苦手のはずなんですが、意外に聴ける、いや、むしろカッコイイとすら思ってしまいました。

CUMBIA×エレクトロという事で、まずはビートが打ち込みですが、パーカッションは生音をサンプリングしてたり、ギロの「シャッシャカ、シャッシャカ」ってのも生だったり。

そしてこれが大きく左右するであろうアコーディオンの音、これも何とか生音で残してくれている。

この辺りのバランスが、生音ファンのガキんちょの私のハートをしっかり繋ぎとめていてくれる要素なのであります。

REGGAE的アレンジ、DUB効果、ターンテーブルスクラッチ、摩訶不思議なSEなんかを盛りだくさんに詰め込んで音楽センスを爆発させ木っ端微塵になるかと思いきや、アコーディオンの哀愁メロディーで全体をキュッとまとめてくれるという。

なかなか憎いことやってくれてます。

要は、生音LATIN MUSICファンもREGGAEファンもHIP HOPもエレクトロミュージックファンも誰でも聴けるんだぜ!的な中性的な魅力がここにあります。

CUMBIAのビートってクラブで流れる音楽の中ではゆっくり目だと思うんですが、デジタルなアレンジすると、うねるようなヤバさが出てくるもんなんですよね。

「フォーー!!」と客が叫び出すような高揚ポイントを挿入したりして、近年では世界中のクラブで夜な夜なこの新しくも有り危険なビートが流れているんでしょうね。

普通に聴きやすいので、デジタルクンビア未体験の方は「ROCK好きがFATBOY SLIMを聴く」ような感覚で是非とも感じてみましょう。




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※2曲目に収録「La Mara Tomaza」(PV)




※3曲目に収録「Para bailar (Alika y Nueva Alianza remix)」




※El Hijo de la Cumbia - European Summer Tour 2010



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