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晴天の2日目。

涙すら引き出されそうになったTETEが終わり、休憩する間もなくイベントは進むのである。

13時前後。



THE HEAVYMANNERSが始っております。

酒を補充してすぐにMOON SHINE STAGEへ移動。

ステージに近づくと、ブリブリのHEAVYさんのベースが響いて来ます。

日本代表のDUBべーシスト、秋本“HEAVY”武士が率いるTHE HEAVYMANNERS。

LIVEはもちろん初めて体験。

ブリリリリブリリリと心臓に響くベースと、見え隠れする富士山のミスマッチはさて置き、真昼間のDUB REGGAE。

途中からRUMIという女性のラッパー(?)が登場し、ガンガン客を盛り上げる。

最初、見た目からしてGO-BANG'Sの人かと思ったけど、有名なラッパーなのかな?
それとも大抜擢系かな?

「おいおい、誰やねん、お前のラップじゃなくてインストの濃い〜DUB浴びたいんだよ!」というお客も居ただろうから、それを無理やり読んでか「空気読めないんじゃない、空気読まないだけ! R.U.M.I、ルミ!」とか叫んでおりました。

私はかっこいいと思いましたよ。

RUMIが退場すると、終盤のインストキラーDUB!

やっぱ音楽好きに生まれたからにゃあ、たまにはガチンコなDUBガソリン注入しないとダメですね。

いや〜ヤバかった・・・。

でも、泥酔しながら夜に見た方がヤバかったかもなぁ。



※THE HEAVYMANNERS「Breath for SPEAKER feat. RUMI」



※THE HEAVYMANNERS「誰かのあの子 feat. RUMI」




この後はしばらく和太鼓ワークショップで遊んでおりました。

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この民謡ゾーンもなかなかおもしろいですよ。

ミス富士山みたいな女の子が2人居たんですが、コメントは控えておこう。




ということで、お時間は16時過ぎ。

SEUN KUTI & EGYPT 80の登場である。

2日目のメインステージのこの時間にこのアーティストを持ってくる意味を感じ取ろうぜ。

まあ、実際はSEUN KUTIは朝霧JAM出演の前日まで韓国のウルサン・ワールドミュージックフェスティバルに参加していて、スライドして来日だったわけで、MY SPACEかなんかでネタばれしてました。

ちなみに、ウルサン・ワールドミュージックフェスティバルにはOJOS DE BRUJOも出演していて、SEUNと共に朝霧出演なんていう妄想をしていたのは日本国内で何人かは居たことでありましょう。

ということで、OJOSは日本に来る事なく、今年いっぱいで解散・・・。

2005年に来日して、それ以来、来日はなしというオチです。

なんで来日しないか分かる?

費用対効果ですよ。
確実に大勢の客が集まるだろうなっていう裏付けがまだまだ足りないから。

ヨーロッパでは大物だからそこそこのギャラは払わなくてはならないのだけど、日本では誰も知らないから客が集められない。

頑張ろうぜもっと。

頑張ってると思うんだけどな、俺。

まあいいや、今はSEUNのレポだった・・・。

※SEUN KUTI & EGYPT 80についてはこちら

そうそう、2009年にFUJI ROCKに出演した事が有るんです。

GREEN STAGEとORANGE COURTに出演。

私はORANGE COURTのLIVEを見ましたよ。

※レポートはこの辺の記事で

ということで今回で2回目の来日ですね。

FELA KUTIの息子だけど、異母兄弟のFEMI KUTIと比べるともっと泥臭い音楽を奏で、現在のアフロビートバンドの最高峰とか言われてます。

ステージ上には10人〜13人くらいのメンバーがズラリと並び、見た目の迫力は満点です。

まずはSEUN抜きで演奏スタートして客をジラす。

そんなにジラされたら私・・・的な。

遅れて登場したのはSEUN KUTI!

ホーンブリブリで、ダンサー2人付き。

SEUNはクネクネ踊って歌って、SAXも吹くという。

MCでは「日本はマリファナは吸っちゃいけないのに、プルトニウムは吸っていいんだな!ヤバくなったら逃げろよ!」というようなユーモアっぽい皮肉を言ったりしていて、音楽を使って社会的な意見を述べるスタイルはどうやら今でもバリバリっぽいです。

FALA KUTIと声も似てるので聴いているこっちサイドもなんか不思議な感覚にもなるのだけど、驚いたのが結構最初に方にFELA KUTIの「ZOMBI」のカヴァーやりましたからね!

あれはちょっとビビった・・・

ぶっちゃけ一部の人しか盛り上がってなかったけど・・・

まあまあ、さすがにFALA KUTIを知らない人も多いでしょうよ。

「なんなの?この人達って有名なの?でもなんか凄いかも!」ってな感じかな。

厳しい事言えば、マニアックすぎるキャスティングかもしれないよね。

でも、この時間帯のメインステージに出す。

この意味を感じ取れるかどうか。

FELA KUTIに息子の中では一番期待されていたと言われるSEUN KUTIなわけですが、FELAが居ないからと言って本物は消滅したと言ってはいけないのかもしれないですね。

80分ぶっ通しLIVEは、さすがに後半はハート持ってかれるね。

終盤はトランス状態に入る寸前でしたよ。

あと1曲やられてたら白目むいて、クソ漏らしながら倒れてるところでした。

危なかったぜ・・・

アフロビートはCDじゃなく、生のLIVEの中毒性ってのがヤバいですね。

21世紀は凄い! 撮ってるヤツいたという↓↓


※SEUN KUTI & EGYPT 80 Live Part.2 @ 朝霧Jam 2011 【ZOMBIカヴァーの部分】





※SEUN KUTI & EGYPT 80 Live Part.3 @ 朝霧Jam 2011 【ZOMBIカヴァーの部分】







そんなこんなでもう日も暮れて、帰る時間も近づいて来ました。

SEUN KUTIとかぶる時間にMOONSHINE STAGEでスタートしていたのがDJ SCRATCHY

The ClashやJoe Strummer & the Mescaleros、The Pogues、最近ではGogol BordelloのツアーDJとして活躍していて、私はMIX CDを1枚持っております。

SKAやREGGAE中心なんですが、ジプシーなんかもかけるらしく、一体どんなMIXになるのか楽しみにしておりました。

30分くらいしか聴けませんでしたが、ステージに近づき一番最初に聴こえてきたのはThe SlackersのSKA TUNEでした。

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ほんといろんな曲をぶち込んでいて、いろんな音楽ファンが楽しめるようなPARTY&お祭向けなDJプレイでしたね。

何かけてたっけかな・・・

有名なDJが海外公演に行く際に、大量のアナログレコードを持っていくと入国時に止められてしまう事があるらしく、そんな理由でCDを使うベテランDJも増えてきたなんていう話も聞いた事があるけど、DJ SCRATCHYもCDを使っていたのにはちょっと意外でした。

私が見れなかった前半はREGGAEとか連発してたんだろうな・・・

とりあえず最後の方では「ありがたや節」ってののゴージャスSKAバージョンかけててビビった・・・

いったい誰の曲だったのか・・・

このMOONSHINE STAGEってのはテクノやらハウスのDJは多く出るんですが、ロッキンでRUDIEなDJってほとんど出ないですから、私みたいなタイプには非常に嬉しいんですよね。

MOONSHINE STAGEの締めとなったわけですが、個人的には大満足でしたし、やっぱり最初から聴いてみたかったっす。

あと、ビジュアルもカッコイイね。

イケメンはおっさんになても絵になるわ。



居たよ居たよ撮ってるヤツ(まだ明るいから最初の方だね)↓↓







この後はバスツアーの列に並びながらSOUL FLOWER UNION聴いて帰宅という流れでした。

ちなみに、バスの列に並びながら聴こえてきた「満月の夕べ」で、一緒に行ったSalud!!というイベントでDJをやっているBAKKU氏は号泣していたという・・・





朝霧JAMはねぇ、晴れれば極楽で、雨だと地獄なんですよね。

今まで8回行ったけど、雨は確か2回だけだったと思う。

極楽な朝霧JAM終了です。

来年も行くのか?

どうなんだろう・・・






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