ブログネタ
WORLD MUSIC に参加中!
『Rats On The Board』 [日本語解説付き国内盤] (UNCL030)

『Rats On The Board』 [日本語解説付き国内盤] (UNCL030)

※amazonで詳細を見る


どこに飲みに行っても芋焼酎…。
サツマイモをつまみに焼酎は合わないと思うから、芋焼酎の発想が浮かばない。
そもそも甘い物は好んで食わないから、サツマイモも大人になってからは食わない。
コーヒーはブラック派だし、女性のタイプはクリステル派だ。
「良い芋焼酎はクセが無いんだよね。」というセリフも何十回も聞いたけど、「いやいや、クセとかじゃなく、そもそもおいどんの中で薩摩芋と酒のミクスチャー自体ないんばってん!」と思うんやで。
いや、まあ、飲めと言われれば飲むけどさ。


では酔いどれながらも、淡々とレビュー。

たまにはIRISH PUNKなアーティストを。
ハンガリーのPaddy And The Rats(パディ・アンド・ザ・ラッツ)。

上のジャケは2010年リリースのおそらく1stアルバム『Rats On The Board』。
※全曲視聴はこちら

※Paddy And The RatsのオフィシャルHPはここやで
※Paddy And The RatsのMYSPACEはここやで

images



レコードショップなどの紹介文句は「飲めや歌えやのパーティー・チューンに折り込む、グリーン・デイすら彷彿させる哀愁のメロディー。 踊ればいいのか?泣けばいいのか? 号泣しながら騒げばいいだろう!」なんて言われてます。

POGUES聴いて、DROPKICK MURPHYSとFLOGGING MOLLY辺りが現れて、それらを聴いた後はガンガン自分で掘って行かないと情報入手は難しかったり。
コンピ買ったり、専門サイト見たりね。

私は、そこまで深いところまで掘らなくても良いかなと思い、ほどほどな感じで注目してる程度なのでIRISH PUNKファンには余裕でチェック済みバンドなんだろうと思う。

このPaddy And The Rats(パディ・アンド・ザ・ラッツ)、ハンガリーではトップレベルなIRISH PUNK BANDだそうです。

とは言っても2008年結成らしい。

演奏レベルは高いので、メンバーはそれぞれバンド歴があることでしょう。

個人的には、ハンガリーというとROMANO DROM辺りのジプシー音楽の印象を受けるんですが、同じヨーロッパだけにIRISHとかPUNK BANDも居るんでしょうね。
この辺の感じが実に新鮮です。

バグパイプ、アコーディオン、ホイッスル、バンジョー、マンドリンなどを使う楽器編成で、キャッチーなメロディーとPOGUESのシェインの声真似にこだわない開き直りなヴォーカルが良い感じ。

実は、シェインの声はカッコイイのだけど、その真似をするフォロアーバンドって「えぇ!声までそれで行くの?」とか思ってしまう私。

Paddy And The RatsのVOはむしろ、その辺のエモコア・メロコア系の声。
それが私にとっては好感触で、しかも歌は上手いし、バックの演奏と違和感は無いのだ。
若さが渋さを吹っ飛ばした結果かね。
マキシマムザホルモンの声にも聴こえる瞬間が有る…。

2曲目の「Freedom」はバグパイプもバンジョーも鳴ってるんだけど、同系列バンドでは聴いた事のないIRISH PUNKとしては斬新な曲に思える。

8曲目の「Hurry Home」なんかは確かにGREEN DAYっぽい感じもして、まさに新世代のIRISH PUNK BANDの登場って感じ。

11曲目の「Ugly Drunken Woman」はSKAっぽい裏打ちを使っててそれもまたドキっとするポイント。

ディストーションギター炸裂なPUNKナンバーばかりかと思いきや、バンジョーやマンドリンの音を重視したTRADITIONAL感多めの酒場で聴きたいダンスチューンも嬉しいバンド。

細かいパートアレンジも凝ってて、そういう味付けって後から効いて来るんすよね。
プロの仕事って感じで。

ついつい買ってしまった現在進行形のIRISH PUNKの形。

スカっと聴きたいIRISH PUNKファンには結構なオススメ盤なのであります。

ちなみに、割りと最近知ったんですが、日本でUNCLEOWENというレーベルが2008年に出来たらしく、IRISH PUNKとかFOLK PUNKファンには嬉しい情報が盛りだくさんです。
※UNCLEOWENのHPはここだぜ!

2011年!!!
たまにはクリックしてって下さいね★
banner_02







※2曲目に収録の「Song of a Leprechaun 」(PV)




※3曲目に収録の「 Pub 'n' Roll 」




※5曲目に収録の「 Freedom 」(PV)



※TOPページはこちら
※このBLOGについてはこちら
※サイトマップはこちら