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WORLD MUSIC に参加中!
やべぇ。
MANU CHAO単独公演。
緊張してきた…。
やべぇ。
クランデスティ〜ノ

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【渋路宴夜】
9/19(日)日比谷野外大音楽堂

★ゲスト
Keyco+渋さ知らズ
小島麻由美+渋さ知らズ
サイプレス上野とロベルト吉野+渋さ知らズ
Shing02+渋さ知らズ
太華+渋さ知らズ
テニスコーツ+渋さ知らズ
三上寛+渋さ知らズ
向井秀徳(ZAZENBOYS)+渋さ知らズ
元晴&タブゾンビ(SOIL&PIMP SESSIONS)+渋さ知らズ
RINO LATINA II+渋さ知らズ
直江実樹(一般公募ゲスト)+渋さ知らズ
HBY28+渋さ知らズ





こんなイベントにサクっと行って参った。

よく考えると、渋さ知らズの単独公演ってのは初めてだな。






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行くキッカケは、スタッフベンダビリリがゲスト参加すると決まったから。
いや、間違いねぇ。

結局、チケット取ったその夜にゲスト参加は中止になりました。

まあ、普通の感覚だったらガッカリするよね。

でも、なんか、そういうのは良いんです。

チケ代は4,500円くらいだったけど、終わってみれば「ベンダビリリ出なかったから一部払い戻しせよ」とは全く思わなかった。

まあ、WORLD BEAT'10でたっぷり堪能できるってのもあったから、受け入れる楽しみは「一演入魂」さ。



当日は16時開始で、恐らく20時位までやるのでしょう。

4時間たっぷり渋さ知らズってわけです。

16時前に野音に到着すると、入場ゲート前は盛り上がっております。

みんなグループで来てるのよね。

10人位で、シートを敷いて、お花見スタイルで前飲みしてたり。

その辺りのお客は完全にFES気分なわけで、もはやそういうポジションなんだな、渋さ知らズって。

もちろん、中に入れば、「おもいっきしおばさんやん!」という50代くらいの女性とか、「自分!完全に秋葉系やん!」という若者とかも居たりするんだけども。

7割以上はFES系な客に見えたなぁ。

私の後ろに陣取っていた連中もうるせーのなんの。

A「あれ?ところで、太郎さんと痔ろうさんってどういう関係なんすか?」
B「ああ、元カノの友達でさ、FESで知り合って仲良くなってさ。」
A「マジっすか!熱いっすね!次はなんのイベント行くんすか?RUSH BALLとか行きました?」
B「RUSH BALL行ったよ〜。そう言えば朝霧ってどうなの?」
A「いやぁ、オレも知り合いに聞いた話だと、キャンプメインでLIVEはオマケなマニア向けFESらしいっすよ!」
B「やっぱそうなんだぁ。」
A「ところで太郎さんは痔ろうなんですか?」
B「そんです!私が痔ろうラモなんです!ってバカやろ!」


そんなハイテンショントークを静かめな曲を演奏中にやってくれるからね。
ガンにらみしても一向に静まらず。

これぞFES。



渋さ知らズのLIVEを初めて見たのは、初めてFUJI ROCKに行った2002年。

その頃はとてもSKAが好きなお年頃で、FIELD OF HEAVENにSKATALITES、RICO、SKA FLAMES、DETERMINATIONSが出た年で、FUJI ROCKに行くキッカケがそれ。

FIELD OF HEAVENに行く途中に通ったGREEN STAGEでやってたのが渋さ知らズだったのです。

「開いた口が塞がらない」ってヤツでした。

バンドの名前は雑誌やら何やらで知ってましたが、こんなバンドだったとは。

それ以来、いろんなイベントで見るわ見るわ。

私の周りでは賛否両論。

「音楽じゃなく、もはやアートだ」「世界に送り出せる日本代表バンドだ」辺りの肯定意見。
はたまた、「ダンサーとかビジュアル重視のJAZZなんて逃げてるだけっしょ」「LIVEは見れるがCDはクソだ」などなど。

感じ方が幅広いってのも、なかなか他には無い特徴の一つなのかな。




まあ、どうでも良いんですが…。

ベンダビリリが出なくても、ゲストは盛りだくさん。

この日は渋さVS●●という展開でした。

さすがに4時間はキツいから、会場に入ったのは開始60〜90分程度過ぎてましたが。

何をしてたかって?
もちろん噴水の前でビールガン飲み。


さて、内容。

コラボコラボの約4時間。

私が印象に残ったのは、女性シンガーKeycoと「天城越え」を歌ったおっさん。

それに尽きる。


Keycoは割と前半に出たのですが、盛り上げ方が超上手いし、もちろん歌も上手い。
聞いた事あるような無いような名前ですが、JAZZもREGGAEもHIP HOPもやるいわゆる「シンガー」ってポジションの女性。

どう考えてもリハーサルなんてそんなたくさんやってないはず。

それを、オーケストラをあそこまで操る感じと、かわいらしさにフィッシュオン!

釣られてしまいました。

「みんな、もっと声出して!」っていうフリはこの時に関わらず苦手なんだけども…。

そして、「最後の盛り上がりはこれからだぜ!」とういう辺りが暗くなったタイミングで現れたオッサンの「天城越え」。

歌はそんなに本格的な演歌歌手とは思えなかったけども、客もみんな歌ってたし、超エモーショナルだったので、おもしろかったのと、なんかこうグッと来てしまった。

オーケストラJAZZ&演歌。

「懐かしの名曲100選」というテレビ東京辺りの歌謡曲スペシャル番組で流れそうな光景を、若い世代の客の前にも関わらず、LIVEの一部分に貼つけるってのが憎い!



インパクト強かったのはこの2つだけど、他にも、サイプレス上野とロベルト吉野やShing02の登場でMILES DAVIS後期にも見れるJAZZ meets RAPをかますし、HUMAN BEAT BOXERである太華の登場、そうかと思えば、AKB48ならぬHBY28(HIBIYA28 この日のために一般公募したアイドルユニットらしい。見てないけど。)の登場、個性&魅惑系ヴォイスで泣かせてくれた小島麻由美も素晴らしかった。


「ひこーき」をアコギで弾き語った向井秀徳は必要だったのか?
はたまた終盤のオーケストラ演奏に入ってからの元晴&タブゾンビ(SOIL&PIMP SESSIONS)はゲストだけど、あまり目立ってなかったぜ。
まあ、そん辺は人それぞれの感じ方やね。

ええ、トータルで言うと、良いLIVEでしたよ。

超LONGな単独公演ならではという感じ。

ベンダビリリが来れば、ジェームスブラウンでもやったのかもしれませぬが、日本国内でこれだけのコラボイベントが出来るのならば、ちょっとした打ち合わせがあれば海外の大物ともサクっとコラボイベントも出来そうですね。


渋さ知らズオーケストラ。

是非、CDじゃなくLIVEで楽しみましょう。

LIVEの感じを思い出すためにCDね。

※すげーお粗末な5年前に書いた渋さ知らズのレビューはこちら





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※私は初めて見た渋さのLIVE(FUJI ROCK'02@GREEN STAGEの1日目トップバッター。こんなんやられたら何度も見たデタミのLIVEなんか余裕で捨てるっしょ。「FESってこんななんだ!」そんな感想がズバリ出た瞬間さ。)





※「雨上がりの夜空に」忌野清志郎 with 渋さ知らズ


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