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不思議の国のモリアーティ

『不思議の国のモリアーティ』

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ナイナイの岡村氏、心配ですね。
病名出さないってのは心の病系かもな…
心配やで。



では、断腸の思いで淡々とレビュー。

FUJI ROCK'10参戦アーティストです。

PLANKTONさん経由で8月頭に来日するMoriarty(モリアーティ)。

知っておくとおもしろいんですが、毎年PLANKTON、BUFFALO RECORD、JAPONICUSとかがFUJI ROCKをよりコアなイベントに色付けしてくれるんですね。

上のジャケは2009年リリースの『不思議の国のモリアーティ』(日本盤)。
日本盤はボーナストラック5曲にDVD付きの超豪華盤でありんす〜。


※アルバム視聴はこちらから

※MoriartyのオフィシャルHP
※MoriartyのMYSPACE



Moriarty



1999年結成の5人組。

メンバー全員、モリアーティの姓を名乗る架空のファミリー・グループ。

バンド名の由来は、ジャック・ケルアック著の小説『路上』の主人公ディーン・モリアーティ、または英探偵小説『シャーロック・ホームズ・シリーズ』に登場する悪役のジェームズ・モリアーティ元数学教授に因んで付けられたとか。

フランスを拠点に活動し、酒場やパリの路上、刑務所や病院などでどこでも演奏してきたというから本気なバンドです。

ジャズ、カントリー、ブルース、フォーク、ロック、アフリカ音楽、キャバレー・ミュージック、クラシック、現代音楽を意識した音楽性ですが、私が初めてCDを聴いた感じだと、「イヤな事があって暗くなっちゃったノラ・ジョーンズっぽい」とか思ったりしました。
いや、もちろん良い意味でですよ。

女性ボーカルにアコギ、ドブロギター、ダブルベースにハーモニカ辺りを使う楽器構成で、この組み合わせで判断するとIRISH TRADとかカントリー系の音を思い浮かべますよね。

でも、そんなテイストは有るものの、そこにはズバリと当てはまらない。

音の感じよりも、他では聴けないようなこのバンド独特の空気・世界観みたいなものがモワンモワン漂っています。
この世界観こそが、このバンドの魅力のかなりの割合を占めるのであります。

Asylum Street SpankersとかFUJI ROCKにも出た事のあるJANET KLEINHot Club Cowtown 辺りの音楽的センス。

共通点のあるROOTS MUSICに影響されながら、RADIOHEADやらU2にも影響を受けているという。

それは、まさに、現代音楽しか聴かない音楽ファンにROOTS MUSICの素晴らしさをガツンと伝える役目も果たすわけです。

それは個人的には、今も未来も絶対に必要な存在だと思います。




暗めでスローテンポな感じの曲が多いので踊りまくりたい人にも物足りないので、テンション重視の方は我慢しましょう。

キラキラなデジタル音から離れてオーガニックな音でしんみり心に来る音を楽しみたい時にピッタリ。

ヨソでは味わえない新しい感動が確実に潜んでいます。


@FUJI ROCK、これがね、憎いシチュエーションなんです。

ちなみに、FUJI ROCK'10では…
初日の木道亭、GYPSY AVALON。
2日目のORANGE COURT、苗場食堂。

まあ、絶対見なさいって事ですよね、これって。

夜のAVALONで座ってシックリ聴くのがベストかもなぁ。


2009年に来日してて、それを見逃してるだけに、2回は見ちゃおうかななんて企んでおります。





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※1曲目に収録の「Jimmy」(PV)



※3曲目に収録の「Private Lily 」(PV)


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