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『Learning to Cope with Cowardice』


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オリラジのあっちゃん。
捨て身の攻撃と練り込まれたネタ。
なかなか腕上げたね。
「すべらない話SP」見てそう思った。


でも、淡々とレビュー。


FUJI ROCK'08参戦のADRIAN SHERWOOD。
これに絡むであろうLEE PERRYは注目どころ。

そしてADRIAN SHERWOOD絡みの注目どころが、このMARK STEWART + THE MAFFIA(マーク・スチュワート・アンド・マフィア)。

DUBでPUNKなぶっ飛びな1枚。

ADRIAN SHERWOODとの共同プロデュース作、1982年の1st『Learning to Cope with Cowardice』
ADRIAN SHERWOOD主催のOn-U Sound Recordsからのリリースです。

※MARK STEWART + THE MAFFIAのMYSPACEはこちら


MARK STEWART
さてこのMARK STEWART、1977年に結成されたThe Pop Group(ザ・ポップ・グループ)というバンドのボーカルを務めていた男。

The Pop Group自体がFUNKやJAZZ、AFRO、DUBに政治的な歌詞を盛り込んでいたバンドだそうです。
私は聴いた事はないんですが・・・。

そして解散後、ソロデビューした作品がこのアルバム。


デビュー後にも5作ほど出してますし、2008年には新譜もDROP!
それに合わせてFUJI ROCK'08の参戦が決定してます。


さてこの『Learning to Cope with Cowardice』。
先にも述べましたが今作はADRIAN SHERWOODとの合同プロデュース作。

ブリッブリッなベースと、イッちゃってるMARK STEWARTのシャウトボーカル、どういう発想で生まれたのかが全く持って不明なサンプリング音や、変則ビートの繰り返し、そしてバケツで頭を殴られたようなDUB効果。

ADRIAN SHERWOODの変態的とも言えるようなMIXが施されたかなり危険な音。
音楽は芸術である、そんな言葉が相応しい。


キャッチーなREGGAEっぽい曲も有りますが、全体的には玄人好みな曲が盛りだくさん。

The Pop Groupが元々好きだった人や、ADRIAN SHERWOOD好きな人ならすんなり入り込めるんでしょうが、何も知らずに友人にこのアルバムを借りたらどうなるんだろう・・・。

こんな音が1980年代前半に注目されていたという事実というのもマニアック。

REGGAEから発生しつつも、こんな形でDUBを表現する発想をこの時代に確立てしまったのがMARK STEWARTとADRIAN SHERWOODなのです。

はたしてLIVEで味わうとどうなるのか。

しかもFUJI ROCK'08ではおもいっきし野外LIVEという事になります。
これも気になるポイント。

2004年のFUJI ROCKではTWILIGHT CIRCUS DUB SOUND SYSTEMで野外DUBってのを味わいましたが、常に心臓にベース音が響きながら、音がスコーンと抜けるDUB効果の瞬間を何度も長時間味わっていると完全にクセになってきますからね。


そんなこんなで、FUJI ROCK'08でのこのアクトは貴重。


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※LIVE映像 その1






※LIVE映像 その2





※LIVE映像 その3




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