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Mordiendo el Duende

『Mordiendo el Duende』

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モナモナモーナ。

実は〜、山本モナよりも〜。

加藤ローサが好きです。



そして淡々とレビュー。


またまたフラメンコもの。
恐るべしスペインです。

Martires del compas(マルティレス・デル・コンパス)というフラメンコバンド。

このバンドもRADIOCHANGOに名前有り。
RADIOCHANGO発の危険なコンピ『RADIOCHANGO ANEJO RESERVA』にも参加しております。


※Martires Del CompasのオフィシャルHPはこちら

※Martires Del CompasのMY SPACEはこちら

※RADIOCHANGO.JPの記事はこちらから

上のジャケは1999年リリースの『Mordiendo el Duende 』というアルバム。



Martires Del Compas

チコ・オカーニャという人物が中心なようで、彼はかつてROCK BANDをやっていたそうです。

フラメンコに、ROCK BANDの経験、そして世界中の感銘を受けた音楽達をブレンドするという手法。

このアルバムを出す前には『Flamenco Billy 』という興味津々なタイトルのアルバムを出してまして、ROOTSがロケンローというのが伝わって来ます。

ミックスしてますがベースはフラメンコ。
フラメンコのTRADITIONAL感を世界の音楽で味付けする事によってスペイン以外の音楽ファンにも認められ、ヨーロッパ全土で人気を獲得しているバンドで、WORLD MUSIC系の大きいFESTIVALにも出るほどの要チェックバンド。

音楽のミクスチャーだけではなく、LIVEではダンサーなんかも招き、古臭さを一切取っ払いLIVE会場でお客と一体となってフラメンコを楽しもうという姿勢が素晴らしいです。

ボーカルの声はジプシーキングス風のかすれ声。
酒焼け? 歌いすぎ? 生まれつき??

このセクシーな声は真似しようにも無理があります。


この『Mordiendo el Duende 』は、他のアルバムの中でもミクスチャー感が強いらしいんですが、OJOS DE BRUJO的なMIX感を想像しない方が良いです。

あくまでベースはフラメンコ。
手拍子とTRADITIONALな打楽器、フラメンコギターとしゃがれ声。

REGGAE BEATもフラメンコギターで刻むやり方。
TANGOもやりますがもちろんフラメンコギター。
エレキギターのディストーションが鳴っても、フラメンコギターのストロークは止まりません。

5曲目の「Rigui Martir 」なんかはREGGAEからアゲアゲフラメンコに繋がる感じがヤバいです。

ゆったり始まった曲も、後半ではハイビートでアゲアゲにするドラマチックなアレンジもヨーロッパのTRADITINAL MUSICのやり方に則ってますね。

ドラムではなくカホンという箱型(箱の上に座って股の下で叩くやつ)のパーカッション。
迫力さだけを求めるなら、それには相応しくないのかも。

だからi-podに入れて電車の中で聴くのはダメ。

じっくりと部屋で、そこそこの音量を出して、ガッツリ酒飲んでから聴く事をオススメします。

OJOS DE BRUJODUSMINGUETDES+KALADASMACACOLOS DELINQUENTES辺りがキーワードです。


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※このアルバムの1曲目に収録の「tu hielo 」のPV




※このアルバムの10曲目に収録の「Por el Centro 」




※こちらはLIVE映像(かっちょええっす!!!)