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『音楽ぎらい』

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渋さ知らズ、赤犬の東西対決。
これはFUJI ROCKならではのエンターテイメント対決。


そこに今年初参加で殴り込みをかけるのがこの面影ラッキーホールという大所帯バンド。
クレイジーケンバンドにも通じるものがあるかな。

バンド名は初の国産医療用ダッチワイフ「面影一号」と80年代に栄華を極めた風俗「ラッキーホール」から取られ1994年に結成してます。

上のジャケは1999年リリースの『音楽ぎらい』というアルバムです。

面影ラッキーホール

10人超えの男女交えた大所帯構成。
ホーン隊は全員女性というのもインパクト大。


歌謡曲のエッセンスを取り込みつつ、R&B、HIP-HOP、 SOUL、FUNK、BLUES、GOSPEL、REGGAE、DUBなどの黒人音楽を奏でるのですが、歌詞の内容がDEEP!
ジャンルに関してはちょっと強引な使い方をしてる感じはしますが・・・。

曲名を並べてみると…

1. 温度,人肌が欲しい
2. ひとり暮らしのホステスが初めて新聞をとった
3. 給料日さん
4. 100万人のポルノスター
5. おらんだ花嫁
6. 東京(じゃ)ナイトクラブ(は)
7. 54日間,待ちぼうけ
8. 360°ノーマル
9. 好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた2000
10. 男ののど自慢


実際、赤犬と対バンもしてるバンドで、FUJI ROCK初参戦という事でこれから中毒者がたくさん生まれるんじゃないでしょうか。

私もLIVEは初めて見る事になるので、ちょっと楽しみにしてます。

ノリノリファンキーチューンはあることはあるんですが、何と言っても歌詞が笑えます。

男が真剣にRAPして、そこの女性のソウルフルな歌声の掛け合いをしてるんだけど、よーく聞くと内容は「ホステスのところにいるヒモのネタ」だったり、「ライトなSMが流行ってる」というネタをREGGAEビートに乗せて歌ってみたり、「グンゼのパンツがいい!!」なんて歌詞も・・・。
「好きな男の名前腕にコンパスの針でかいた2000」っていう曲名って・・・。

いや、要はね、カッコイイ音楽やれば歌詞の内容はよそでやらない内容でも良いわけです。
そんな主張を感じますが、もしかしたら本人たちはマジで本気かもしれませんよ。
真の変態バンド。

コミックバンドなんて言ったら失礼だし、エンターテイメント性を重視したバンドの姿勢は日本最大の音楽祭であるFUJI ROCKにはピッタリですね。

爆音スピーカーでは歌詞を一語一句聴き取るのはほぼ不可能ですが、FUJI ROCKに新しい風を吹き込むのはこのバンドでしょう。

渋さ、赤犬系がお好きな方は要チェックですよ!!


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