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『STAND UP』

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REGGAE、JAM、LATIN、アフロビートなどのROOTSなWORLD MUSICファンは注目です。

タワレコでも試聴からHITしてるみたいですし、FLOORの最新号の表紙を飾ったのは彼ら。

オーストラリアのメルボルン発のバンドBLUE KING BROWN

GREENROOM FES'06で2日間の大トリを務めたのをきっかけに知ったバンドです。
彼らも初来日、初海外LIVEだったんだそうです。

※GREEN ROOM FES'06のイベントレポートはこちら

ちなみにGREENROOM FES'07にも出演決定してます。
※GREENROOM FESのオフィシャルHPはこちら

上のアルバムは2006年リリースの初フルアルバム『STAND UP』。
※試聴はこちらから(3曲のみ)


Blue King Brown メンバー
オーストラリアではJohn Butler Trioの前座なんかを務めたりしてるんだそうです。

メンバーは基本的に5人。
コーラスでサポートメンバーの女性が2人入ります。
このコーラス2人はステージの横の方で軽く踊りながら歌います。
この辺りはROOTS REGGAEやFELA KUTIなどのアフロビートの影響か。

メインボーカルNATALIEの声はSheryl Crowっぽい感じ。
音の特徴はなんと言ってもパーカッション。
ドラムがいるのにその横で、コンガにボンゴにティンバレスをスティックでかなりの高速テクで叩きまくります。
この音が効く効く。

FUNK・アフロビートっぽいかなりKILLERなダンスナンバー、REGGAEナンバーもROOTSを匂わせながらもボーカル部分以外のパート演奏なんかはJAMっぽいです。
スローナンバーでもSheryl Crowっぽいフォーク感が出てたりします。

メンバーの音楽経歴も長いみたいですし、好きなジャンルもメンバーによってみんな違うんだそうだ。
まあ、メンバーのそれぞれ好きな音楽が違うってのは有りがちなネタですが、このバンドのMIX感はバルセロナ産のミクスチャーバンドのそれとはちょっと違う感じ。
一部からは「NEW ROOTS」と言われてるというのも納得なオーガニックサウンド。

なんと言っても彼らの魅力はLIVEなんじゃないでしょうかね。
ボーカルNATALIEは歌ったりギター弾いたり、ジャンベ叩いたり。
ふと気付くとメンバーがみんなパーカッション叩いてる時もあるし、客を楽しませる事に重点を置いてるのもLIVEバンドの証し。

さらに彼らが音楽を作るにあたって心がけてるのは乗れるビート、キャッチーなメロ、そしてメッセージなんだそうです。

彼らの代表曲である「WATER」はオーストラリアの原住民の土地問題を取り上げた曲なんだそうで、現地のラジオでヘヴィープレイされたそうで賞を受賞した曲なんだそうです。
18世紀後半、ヨーロッパからオーストラリアへ移民が来るようになり彼らの文化は崩壊に追い込まれ、差別もあったそう。
一部の先住民の間では「アボリジニー」と呼ばれる事を嫌ってるなんていう事実もあるそうです。
そんな問題を歌の乗せる精神姿勢がこのバンドにあるみたいです。

ちなみに作詞はボーカルのNATALIEが担当。


彼ら自身も海外での活動も視野に入れているみたいで、今後の活躍が期待されますね。

個人的にも、音楽の完成度はメチャクチャ高いと思いますし、いろんな国の音楽リスナーに刺激を与える事になると思います。

FUJI ROCKで是非見たい!!
可能性はあるんじゃないかな。
GREENROOM FESのレポートはSMASH MAGで取り上げられてたしね。

オールジャンルの音楽リスナーに強烈なインパクトを与える可能性大な「おもしろWORLD MUSIC」が大推薦なアーティスト。


※彼らの代表曲でアルバムにも収録されている「WATER」のPV




※「WATER」の臨場感溢れるLIVE&インタビュー映像

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