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『Cool Steps: Drum 'N' Bass Grooves』

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ブラジリアン・ドラムンベースといえばDJ Markyとこの人、DJ Patife
上のジャケはTRAMAから2001年リリースの『Cool Steps』
※全曲試聴はこちらから

※DJ PatifeのHPはこちら

2006年には新譜が出てます。
メタモルフォーゼ2006にもこっそり参戦してましたね。

打ち込みはほとんど聴かないんですが、ブラジルのDrum'N'Bassは気になります。
しかもTRAMAっていうのも。

このCDを買うに当たってさすがに抵抗ありました。
ジャケにはおもいっきりDJ Patife氏がいるし、中身想像するとバキバキの打ち込みを想像しちゃいますからね。

ドラムンベースに生音をどんだけ組み込んでくれてるかがジャッジのポイントです。
さて、聴いてみると・・・

DJ Patife

大当たり。
そもそも、なぜか打ち込みの中でもDrum'N'Bassは好きな部類で、やかましい高速ズンドコが何故か心地よく感じてしまうのです。
でもそのビートだけ繰り返されてアルバム1枚終わっていくというのはかなり辛い。


DJ PatifeのMIXしたDrum'N'BassはかなりJAZZYでBOSSAでSAMBAな生音系。
打ち込みDrum'N'Bassに普通のドラムも入れる事によって限りなくバンドサウンド。
使う楽器もホーン、オルガン、BOSSA GUITAR、パーカッションなど。

ボーカル入りの曲も多く、幅広い音楽リスナーに好かれそうな内容です。

それにしても良く考えるとレベル高いです。
DJってたくさんレコード買って、人の前でプレイするってのが基本なんだろうけど、このレベルのDJになると曲を作ってしまいますからね。
SAXのフレーズとかオルガンのフレーズまでDJ Patifeが考えるんでしょうか。
だとしたらかなりの才能の持ち主だと感じます。

もちろんBOSSA CLASSICのカヴァーやR&Bのカヴァーなんかもやるんでしょうけどね。

他のDJやミュージシャンとのコラボ曲も多く、単調になってないのも1枚通して聴ける理由と言えます。

ちなみにDJ Markeyのリミックスでブラジリアン・ドラム&ベースを一気に広めるきっかけとなったFernanda Portoの「Sambassim」のDJ Patife MIXもボーナストラックで入ってます。

「打ち込みはちょっと・・・」という方には結構オススメ。
Drum'N'BassとしてではなくTRAMAの押し出す新世代ブラジルJAZZ・BOSSA・SAMBAとして聴くのが良いと思います。


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