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4月20日 VINCENT ATMICS@新宿PIT IN

今年はJAZZ年かな。
行って参りました平日JAZZ LIVE!
平日の仕事帰りにスーツでJAZZ。

こんなの夢にも見なかった事ですが結構お気に入りの平日のアフター5の過ごし方。

今回はVINCENT ATMICUS(ヴィンセント・アトミクス)。
CDは持ってないんです。
試聴は何度もしましたが、「これはLIVE見てからじゃないと何とも言えないな…。家じゃ聴けないかもな…。」という感想が第一に出たため「いつかLIVE見てやる!」と決めてたバンド。

かなりやばかったです!!

VINCENT ATMICUS
メンバーは…芳垣安洋(Per,Ds)、青木タイセイ(Tb,Pianica,B)、松本治(Tb)、勝井祐二(Vn)、太田恵資(Vn)、水谷浩章(B)、高良久美子(Vib,Per)、岡部洋一(Dr,Per)の8人。
あの菊地成孔氏もかつてはこのバンドに在籍していました。

全員大人ですよ。
芳垣安洋氏はROVO,DATE COUESE PENTAGON ROYAL GARDEN,渋さ知らズドラムを叩きますし、岡部洋一氏と勝井祐二氏も渋さやROVOに参加してますね。青木タイセイ氏も渋さか…。
そういえばFUJI ROCK'06にDCRPGが出るという噂聞きましたが…。

個人的に芳垣安洋氏のドラムの音が何ともツボにハマるため、このVINCENT ATMICUSに注目してしまうのは自然な流れでもあるわけです。

仕事を強引に終わらせ、新宿へGO。
立ち見の人も10人〜20人いました。
私は早めに前売りをGETしたため座って見れる席を悠々GETです。

GROOVE重視の演奏である事は知ってましたが、予想以上の分厚い演奏。
1曲目から度肝を抜かれました。

何と言ってもダブルドラムが最高。
ベースもウッドベースなため背骨の芯まで響いてきます。
勝井氏のバイオリンはROVOの時ほどメインには出てこないのですが時折見せるアゲアゲ高音ループはやはりアガります。

静かに始まった曲も後半には高速ドラムと高音バイオリン。
各パートも各自引き立ってまして、かなり高レベルで極上のGROOVEを構築します。

基本的には芳垣安洋氏がMC。
みなさん他のバンドを掛け持ちしてるため今年初のLIVEなんだそうです。
貴重です。
CDに収録されてる曲を中心に演奏は繰り広げられましたが、途中でお遊びセッションもあり、素人の私はビックリの連発。

2部構成はJAZZの基本。
第2部ではなんとREGGAEまで披露してくれます。
とはいってもギター不在のため「ウンチャ、ウンチャ」のリズムは何とバイオリンが弦を指で弾くテクニック。
その曲の出来た経緯というのがビックリ。
芳垣安洋氏が敬愛するトロンボニスト。名前は忘れた…。

あのSKATALITESのDON DRUMONDの前に在籍したトロンボニストに捧げる曲なんだそうです。
「SKATALITES知ってる方いますか?…いないみたいですね。」とMC。
めちゃめちゃ知ってるっちゅーねん!
まさかこの場所でSKATOLITESの名が出てくるとは。

こんなコメントからもこのVINCENT ATMICUSの多彩な音楽性ってのがわかりますね。
JAZZにカテゴライズされるかもしれませんがミクスチャーですよ。
JAZZを基盤にした。

最後はIRISHのREEL調の曲で締め。
アンコールはバラードでこれまた複雑で耳の肥えたリスナーだけが分かれば良い的な曲で締めです。

ホント凄かったですよ。
なかなかLIVE見る機会はないですが、何度も言うようにCDじゃないですこの手のバンドは。
LIVEです。

LIVEで感動出来るバンドこそ本当に説得力のあるバンドなんです。

また、見たいです。
MCでは新宿PIT INでは9月までLIVEないそうですが…。

恐るべしVINCENT ATMICUS。

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