『ケルティック・ダンス・デラックス』

DROPKICK MURPHYSでIRISH PUNKとやらに興味を持ちPOGUES聴いて生音IRISHに興味を持ち、じゃあ次はホンマもんのIRISH TRAD聴いてみっかな〜。 でも出来ればノリノリ系が良いな〜。」なんて人のお勧めなコンピレーションです。

ジャケのデザインはカッコ良いとは決して言えませんが。


CELTってのはアイルランドやスコットランドはもちろんウェールズ、ブルターニュ、シェトランド、マン島、ガリシア、北米、オーストラリア、ニュージーランドに行き渡る音楽などの文化でIRISHはCELTに属します。

なのでこのコンピの名前CELTICってのは上記の土地を含みます。
さらにダンスチューンだけに的を絞った美味しすぎるコンピです。

ヒーリング音楽としてなめて聴いていると体が勝手に揺れてきてしまうんじゃないでしょうか?


メンツはTANNAHILL WEAVERS,ALTAN,CELTIC THUNDER,KORNOG,MATT MOLLOYCHIEFTAINS),PATRICK STREETなどの豪華なアーティストで固められてまして、入門編としてはなかなか良いんじゃないでしょうか?

1曲目のTANNAHILL WEAVERSのバグパイプKILLERチューンで殺られますよ。
2曲目はIRISH聴くなら避けて通れないALTAN。 この人らは生で見ましたが座って見る会場だったんですが客はみんな立ち上がり老若男女が体を揺らし手拍子でした。
CELTという生音ダンスミュージックでノリノリになれるという事を教えてくれました。
その他のアーティストも素晴らしい演奏聴かせてくれるんで興味ある人は探して聴いてみましょう。

REELJIG(ダンスチューンの事)などは曲名表示が「The smokey lum/maggi's pancakes/Dancing feet/The Manson's Aoron」というように「/」で区切られていますがこれは「4つの曲を繋げて1曲が出来てます」という事で、大体は後半にアップテンポな曲を持って来て「だんだんと盛り上げて最後に弾ける」みたいな構成になってます。 
これがIRISH TRADの良いところ、「Aメロ→Bメロ→サビ」の繰り返しな曲を聴いてるのとはワケが違います。
打ち込み音楽と共通する点じゃないでしょうか? ダンスミュージックの共通点です。



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