Having a Good Time

最近のサントリーDAKARAのCM曲でかなり気になってる人も多いと思います。 
「アッアッアッ(アッアッアッ)エ〜エオ〜(エ〜エオ〜)」の脳みそにこびり付くあの曲です。
↑のアルバム『Having a Good Time』の7曲目に収録されてます。
TOWER RECORDでも問い合わせが殺到してるらしく視聴コーナーにさっそく入ってました。

1950〜1960年代にアメリカのNEW ORLEANS(ニュー・オーリンズ)で活躍したミュージシャンHuey 'Piano' Smith 「DON'T YOU JUST KNOW IT」という曲です。 
あちこちのクラブイベントでかかってますね。ほぼ定番曲ですし何よりキャッチーな曲なんでクラブでは大合唱ソングですね。


NEW ORLEANSと言えばJAZZ発祥の地とか言われてますね。素晴らしい音楽が生まれる土地ってのは何かしらの問題は付き物みたいなもんでNEW ORLEANSという土地もフランス、イギリス、スペインといろいろな国に占領され、アフリカからの黒人奴隷貿易、カリブ諸島からの奴隷や、白人往来などの複雑で悲惨な環境の中、育っていった土地。  これらの理由がユニークな文化を生み出す要因になっています。
VOODOO教ブラスバンドが行進する葬式の形態なんかが典型的な例だそうです。

もちろん音楽文化も例外ではなく、ヨーロッパやアフリカ、カリブなどさまざまな土地からの影響を受けて形成されます。 その中には確実にJAZZの要素となるものがあったのでしょう。

今でもNEW ORLEANSでは年に1回1週間もの間世界でも最大規模のJAZZのフェスティバルがあるそうです。そのFESには日本からもBlack Bottom Brass Bandボ・ガンボスが参加したそうです。


NEW ORLEANSMETERSなどのFUNKバンド、DIRTY DOZEN BRASS BAND(FUJI ROCKに来ました)などのブラスバンドなどかっちょええバンドがたくさんいます。
しかも芸術品的なJAZZではなく大衆音楽的アゲアゲJAZZYバンドってのが私のツボですね。


New Orleans Party Classics [Time Life]

↑のアルバムはコンピでNEW ORLEANSのおいしい所を集めた2枚組みCDです。

Huey 'Piano' Smith 「DON'T YOU JUST KNOW IT」はもちろん入ってますし、METERSも、DIRTY DOZEN BRASS BANDも入ってるんでNEW ORLEANS入門にはピッタリです。

50年代60年代の曲も結構あるんで古めかしい感じはありますがそれがカッコイイです。 アーティストによって音楽性が様々というのも楽しめる要素の一つです。 バーボンでも呑みながらSTOMPですかね。
NEW ORLEANS系バンドもゆっくり取り上げていきますんで乞うご期待。


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